みなさんこんにちは!
神奈川県相模原市・山梨県上野原市で活動する小島工務店です。
弊社は環境負荷の少ないサスティナブルな家づくりを目指しており、古民家再生なども得意としています。
工事を進めている田名の家、今回は杭工事(地盤改良工事)についてお伝えします。
環境パイルS工法で地盤改良
建物の大きさが決まり、敷地の中での配置が決まったら、地盤調査をします。
住宅で多いのは、スクリューウエイト貫入試験だと思います。(以前はスウェーデン式サウンディング試験と言っていました。)
もともと畑の土地だったため、土が柔らかく、調査の結果、地盤改良が必要と判断されました。
地盤改良の主要な工法は、鋼管杭か柱状改良(セメントを現場の土と混ぜて打つもの)が多いと思いますが、土の中に残り続けることで、いずれ産業廃棄物になってしまい、セメントの方は土壌汚染のリスクもあります。
そこで、国産の間伐材を使用した環境パイルS工法というものを採用しました。
木の杭というと、腐食を心配されますが、土の中にあることで劣化しにくく、保存処理もされているため、60年の耐久性があります。
地盤にも環境にもやさしい工法です。
今回使用した木杭の情報は、下記URLをご参照ください。
https://www.k-pile.net/kankyo-pile-method/about.html
小島工務店では、今後も条件が合えば、なるべく木の杭を使っていきたいと思っています。