みなさんこんにちは!
神奈川県相模原市・山梨県上野原市で活動する小島工務店です。
木の家ネット神奈川の仲間であるきらくなたてものやさんの現場にお邪魔して、土壁の下地、竹小舞(たけこまい)を編む作業、えつりという工程に参加させていただきました!
在来工法の建物では、間柱を立て、内壁は石膏ボードなどを張って壁下地とする、
外壁側は柱の外側に耐力壁面材を張るか、そのまま透湿防水シートを張り、通気胴縁を流して外壁材を張るのが主流です。
土壁の場合は柱間に貫を通し、竹材を編んで、そこに藁を混ぜて寝かせておいた土をくっつけていきます。
厚みは70ミリくらいになるので、内壁も外壁も兼ねるような素材です。(現在は省エネなどの考えもあって、断熱材と木の板などを増し張りすることが多いと思います。)
防火性能もあって、調湿効果もあり、薪ストーブなどの熱源を置けば蓄熱体ともなる。
こんなに良い素材が自然界にあるということ。
そして生成するために電気や熱を使わないところも省エネですよね。
何より竹を縄で編んでいくのはとても楽しかったです!
家を買うのではなく、つくるということ。
家づくりを楽しいと思えること。
小島工務店で伝えていきたい価値観を再確認したのでした。