みなさんこんにちは!
神奈川県相模原市・山梨県上野原市で活動する小島工務店です。
弊社は環境負荷の少ないサスティナブルな家づくりや、施主参加型の家づくりを目指しています。
伝統再築士などの資格もあり、古民家再生なども得意としています。
新築工事が進んでおり、屋根の記事の途中で触れた、断熱材についてお話ししようと思います。
前回の屋根の記事はこちら。
木の繊維の断熱材
この茶色っぽいふわふわしたものが断熱材です。
壁にも入れます。
防湿フィルムに入っているグラスウールでは、耳付きなので施工が簡単ですが、
この断熱材は長さで切って、ぐっと押し込む感じです。
手間は格段にかかりますね(^^;)
実はウッドファイバー(木の繊維)は、針葉樹などのチップを使って作られています。
捨てられるようなチップを使って作るのでエコですし、
木からできているので調湿性能も高いです。
吸音効果もあるそうで、騒音などもある程度カットできるでしょう。
熱伝導率も悪くありませんが、熱容量が高く、熱の伝わり方が遅いことが魅力です。
自然素材を使いたいと熱望する弊社には、もってこいの素材でした。
ただ、2022年10月でこちらは製造停止とのこと、残念でなりません。
今後はどのような断熱材を使っていくか、検討が必要です。
ちなみに床下は基礎断熱としており、基礎の内側に発泡系の断熱材を使っています。
連日暑いですが、断熱材が入ってからは、湿気も少なくなり、
窓を開けない方が涼しいかも?!と実感しています。