みなさん、こんにちは。
神奈川県相模原市・山梨県上野原市で活動する小島工務店です。
弊社は環境負荷の少ないサスティナブルな家づくりや、施主参加型の家づくりを目指しています。
伝統再築士などの資格もあり、古民家再生なども得意としています。
工事を進めている新築住宅のことです。
屋根つながりで庇(ひさし)について書きます。
前回の断熱材の記事はこちら。
家全体にかかる大きな屋根と違って、窓の上に取り付ける小さな屋根を庇と言います。
最近の住宅では、サッシや防水シートなどの性能が向上していて、窓上の庇はあまり見られなくなってきました。
窓を痛めにくいということもそうですが、日射の観点でも弊社では庇を重要視しております。
今回は軒先が近い部分を除いたすべての窓に対して庇を施工しました。
ちなみにサッシはYKKap「エピソードⅡ」です。
アルミと樹脂の複合サッシ、ペアガラスです。
準防火地域なので、ほとんどのサッシは防火仕様になっています。
太鼓梁を外に伸ばしているので、庇は防水のためにも大事なことです。
手間はかかりますが、家の外観にも表情が出て、面白いのではないでしょうか。
透湿防水シートはウルト社さんのもので、「ウートップ・ハイムシールド」
外壁は焼杉板の予定で、大工さんが内装工事を終えてから取り掛かるので、良いものを選びました。
透湿防水シートは一般的に紫外線に弱いと言われています。
こちらは4倍ほど耐候性があるとのことです。