みなさん、こんにちは。
神奈川県相模原市・山梨県上野原市で活動する小島工務店です。
弊社は環境負荷の少ないサスティナブルな家づくりや、施主参加型の家づくりを目指しています。
伝統再築士などの資格もあり、古民家再生なども得意としています。
今回は新築住宅「田名の家」の内部の造作工事について書いていきます。
前回の床の記事はこちら。
床が張り終わり、壁やキッチンの天井など、石膏ボードを張る部分もあります。
石膏ボードを張る前には窓枠や建具枠、階段といった造作材を取り付ける工程があります。
こちらは建具枠を鉋で削っているところです。
枠材は塗装をしなくても良いように、鉋で仕上げます。
階段の芯柱に彫り込んで、
段板を取り付けます。
今回は45度の段板で、3尺を2段まわり、1畳を4段でまわって登る階段です。
その上は直階段です。
床が杉なので、階段も杉の無垢板で作ります。
45度のところは2枚接(は)いだり、3枚接いだりしています。
今回、よくあるノンスリップ加工という、段鼻のスリットを作らず、
浮造り(うづくり)することで良しとしています。
踏み心地が面白く、意外と滑りません。
写真ではあまり伝わりませんが・・・;
それから、ボード張りですね。
下地を入れるところには入れて、その後やっと張れるので、
大工の仕事としては終わりが見えてきた、というところです。
ボード張りは特筆することもないですが・・・
張ると部屋感がぐっと増しますね。
これから仕上げの工程で、また引き締まっていきます。