製材・低温乾燥
みなさんこんにちは! 神奈川県相模原市・山梨県上野原市で活動する小島工務店です。
今回ご紹介するのは、現在計画中の新築・田名の家の木材の製材〜乾燥の様子です。
県産材をふんだんに使うこの家の材木は、
製材をしてから低温乾燥機に入れ、35℃程度で乾燥させます。
天然乾燥と遜色のない木肌の綺麗さで、強度も落ちません。
流通材の多くが高温乾燥材(90℃以上で乾燥させる)で、
木の表面が焼けて変色し、焦げたような香りになり、 内部割れを起こして強度が落ちてしまうこともあります。
それでもなぜ高温乾燥材が流通するのかというと、
天然乾燥→1年以上かかる、杉などは3年と言われる
低温乾燥→柱材などは1ヶ月程度かかる
高温乾燥→2〜3日
この早さと、内部割れはするが、一見すると割れのない材に見えるという理由でしょう。
弊社では低温乾燥材を使用し、構造材の強度・品質を損なわないようにしています。
実は先日、田名の家の工事契約をする事ができました。
これから着工し、墨付け・手刻みをするのが楽しみでしょうがないのです。